CMやPR、イベントなどにタレントをキャスティングする際、代行会社にキャスティング依頼をするメリット・デメリットは何でしょうか?キャスティング代行会社が行ってくれるサポート内容なども併せてご紹介します。
タレントのキャスティングは自分で行うこともできますが、タレントの選定から契約交渉、契約手続き、稼働サポート、SNSでの炎上対策など、非常に多くの時間と手間がかかります。かえって自社の人件費が増え、本業がおろそかになる可能性も少なくありません。
代行会社に依頼すれば、自社商品やサービスにピッタリなタレントを選定し、契約や稼働サポートなど繁雑な作業を全て行ってくれます。直接依頼よりもコストがかかりますが、複数の事務所とのやり取りなども任せられるうえ、肖像利用に関する契約を代行してくれる点は大きなメリットです。
肖像権に関して契約を誤ると損害賠償などのトラブルに発展する可能性があるため、リスク管理を行ってくれるプロに依頼するのがおすすめです。
有名人をキャスティングする場合、キャストに支払う出演料の他に、キャスティング会社に支払う費用がかかります。
一般的にはキャスト予算全体の20~30%程度と言われていますが、明確にしていない会社がほとんどです。プラットフォーム型の代行会社の中には記載している会社もあるので、チェックしてみてください。
キャスティング代行会社へ依頼するメリット・デメリットが分かったら、実績豊富なキャスティング会社4社のキャスティング例を見てみましょう!
誰をキャスティングするかで選ぶ
実績豊富なキャスティング代行会社4選
キャスティング代行会社とは、企業と芸能事務所の間に立って、仲介を行ってくれる会社のこと。スムーズかつ効果的なキャスティングを行いたいなら、代行会社に依頼するのがおすすめです。
以下に、キャスティング会社がどんなことをしてくれるのか、まとめました。
会社や商材のイメージに合わせて、モデル・タレント・インフルエンサーなど、キャスティングの候補を提案してくれます。
キャスティングのイメージが決まっていない場合は、相談しながら決めることも可能です。候補がコンセプトに合わない場合は、選定し直してもらいましょう。
キャスティング会社が提携している芸能プロダクションや、その他のコネクションをたどって、企画に合ったモデル・タレントなどを募集します。書類選考で把握できない場合は、オーディションを開催します。
プロダクションと企業の間に入って契約手続きをサポートしてくれます。特に肖像権は、後で思わぬトラブルになる可能性があるため、専門知識が必要です。
キャスティング会社のディレクターが、現場での調整などをサポート。各担当スタッフとの打ち合わせから詳細な指示、段取りの確認までを行ってくれます。
宿泊場所、交通機関、食事、衣装のフィッティングなど、仕事が円滑に進むように手配してくれるので安心です。
キャスティング会社に依頼することで、キャスティングノウハウがない企業でも安心してタレントを起用することができます。
多少費用はかかりますが、後でトラブルに悩まないためにも、プロのサポートは不可欠です。ぜひ、信頼できるキャスティング会社に任せてみてください。
ただし、一口にキャスティング代行会社と言っても、タレントに特化した会社、インフルエンサーに特化した会社、オールジャンル型など、それぞれ得意分野が異なります。キャスティング経験があまりない企業には、オールジャンルで経験豊富な代行会社がおすすめです。
【選定基準】
2022年1月27日時点、Google検索にて「キャスティング代行」「キャスティングプラットフォーム」での検索上位75社中、キャスティング代行のサービス内容が記載されていたのは46社でした。
その内、公式HPで実績事例を動画・画像でキャスティング内容を公表しているキャスティング代行会社に絞り、実績数もしくは利用企業、そしてキャストの人数が公式HPで掲載されていて多かった、タレント起用が中心の2社を選定。
※ただし、プラットフォーム系では、登録できる人が限られていたりする場合は除外しました。